治療指針
鍼灸治療では、脾胃の負担があれば補いながらも、腎気をあげることを中心に治療をしていく。
子宮胞脉の健やかな養いのため、脾胃の負担を日ごろの食生活を正すことしていただく。
生活提言
不妊の状況は、良好な受精卵自体がIVF-ET(体外受精ー胚移植)でもできないという厳しい状況ですが、 年齢が若いということは、不妊治療にとっては最大の強みです。
腎気という身体の土台の力の不足が思われますので、鍼灸治療でしっかりと土台の力をつけていきましょう。
また、子宮を養うのは、胃腸の力が大本となっています。この胃腸の力が子宮を養う力へとつながって いきますので、間食や過度の飲水をやめ食生活を正すことで、子宮を養い赤ちゃんが元気にやってきてくれ るようにしましょう。
処置
...初診
1)右後谿+ミニ灸、臍温石+ミニ灸 、中注(7)、関元ミニ灸
足三里灸頭鍼+ミニ灸、復溜灸頭鍼+ミニ灸、左臨泣ミニ灸2)(右三焦兪、腎兪)温石+ミニ灸 中膂兪+ミニ灸
施灸指示 右後谿、右外関、大巨、関元、復溜、三焦兪、腎兪、中膂兪...初診より11ヶ月 35診にて自然妊娠
無事に3000グラムオーバーの女児を出産
おめでとうございます(*^^*)
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