時系列の問診


爪もみで悪化した潰瘍性大腸炎の弁証論治
問診




25歳 女性 身長155 体重43キロ







主訴:腹痛 下痢

症状は、徐々におこった、朝がつらく、辛い時期は一定せず、季節の変わり目には調子が悪い
以前よりも薬の効きがにぶくなったような気がする
18歳の春に発症し、再燃、緩解を繰り返している、年に1,2回おこる
季節の変わり目、身体が疲れたとき、風邪を引いたとき、身体に合わないものを食べたときにおこる
他に肩こりを治したい。

今一番辛い症状は9月末からはじまった。
自律神経免疫療法の爪もみを自分で試した際の治癒反応?
今回の症状が起こると同時に、食欲不振、下痢、腹痛、体重の減少がおこった。
そのほか舌がむくんでいる。
(爪もみ療法は本を参考にし、手足の薬指だけは揉まず、他の8本を1日3回もんでいる)

現在の症状に対して、
18歳4月より(現在も継続中)
大学病院にて潰瘍性大腸炎との診断を受ける。
内服、座薬、点滴、白血球除去、内服を続けていても悪化することがある。







普段の状態について

体調が悪化すること
 精神的な負担があると体調が悪化(下痢など)する
 季節の変わり目 朝、肉体疲労時、睡眠不足、風邪を引いたとき
 食後 下痢
体調がよくなるとき
 入浴後

食欲は小食 規則的、15分くらい 空腹感はよくある
食事は普通にかむ、美味しく食べられる、食後の胸焼けは腹がはるくとは時々
よく食べるものは 白米、豆腐、鶏肉、魚 豆乳、ビスケット、おせんべ
間食はよく取る
飲み物は、500cc以上 ほうじ茶、野菜ジュース、豆乳、乳酸菌飲料など

喉が時々渇く
口が苦いことが時々ある
大便は1日6-10回 
便が出きらない感じはよくある、細い、下痢状、付着することはよくある

小便は一日7-9回
残尿感、尿切れの悪さはめったにない、
薬の色で尿の色はいつも黄色い、夜間排尿はめったにない
睡眠は寝付きは普通、眠りは浅い、寝起きは普通、翌日に疲れが残ることが時々







婦人科の状況について

今一番辛い症状と生理の状態は関係ありますか?
関係している。生理中ずっと悪化、生理が終わる時期によくなる。
生理がおくれがちになってきたような気がすせる、生理が長引くようになってきた
初経は11歳、30-35日周期7日間、 おくれぎみ
生理がくると体調がよく悪化する 生理前、生理中、生理後期に体調悪化
鈍痛、たまに吐き気、イライラ、腰や下腹部、生理の色は濃い、粘った膜、
生理は2,3日目が多く、生理の血の量は普通だと 思う

調子が悪いときには、朝の4時か5時頃下痢で目が覚める。
落ち着いているときには、朝起きてから下痢。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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