治療指針:生活提言:治療経過


薬の反応が悪くホルモン値があがりにくい弁証論治
病因病理:弁証論治




病因病理



20代の初めからストレスの影響を受けやすく、胸部が詰まる感じがすることが しばしばあるなど、全身が強い肝鬱の影響を受けやすく瘀血も生じやすく、そのため、 後にチョコレート嚢胞の破裂ではと言われた激しい下腹部痛などもあった。

30才の時に、子宮内膜症チョコレート嚢胞の手術により生理痛が軽減。瘀血の除去によ り負担が減ったのではないかと思われる。

どんな風でも身体が消耗するという肺気の弱さがあり、全身の皮膚もゆるくて薄っぺら く、肺気を中心とした気虚を思わせる状況の中、肺気が弱いので肝鬱も強くなりがちで あり、上背部全体にかけての細絡がみえ、強い肝気の上逆と瘀血の存在がうかがわれる 。







上焦での肺気の弱さと強い肝鬱は相対的に下焦の弱り腎虚を生じやすくなり、不妊治療 に対する反応が悪くなっている。また、下焦においても瘀血が生じやすくなり、子宮内 膜症、チョコレート嚢胞につながっていると思われる。

強い肝鬱によって口がよくかわくのか、水分の摂取も多く脾気に負担をかける悪循環と なっている。薄い脾募、臍から下脘にかけての動悸、左脾兪の大きな陥凹は脾気の弱り を示している。




弁証論治



弁証: 肺気を中心とする気虚 肝鬱 腎虚

論治: 肺気を補い腎気をたて強い肝鬱を納める。





主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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