治療指針:生活提言:治療経過


不育、糖質制限、妊娠弁証論治
病因病理:弁証論治




病因病理



20代で肩こりを感じ、階段を上ると不整脉がおこるというように、肝気がたちやすく、身体に負荷がかかると心気に負担となってあらわれるような素体であった。

26歳の結婚を境に生活がかわり、食生活が乱れ、ジュースやお菓子など脾気に負担がかかる食生活がはじまった。そののち妊娠したものの化学流産をする。

化学流産は腎気を使うことで回復しようとしたが、食生活の乱れで脾気も弱っていたためバックアップがなかったため、腎気が一段落ちることとなってしまい、そのため生理周期が乱れるようになった。また、腎気が一段おちてしまったため、脾気の低下が明瞭となり湿痰がたまりはじめ体重増加もはじまった。







35歳の時に妊娠、残念ながら15週で死産となる。

このとき、風邪から咳が止まらずぎっくり腰となった。死産によって心身ともに弱っていたところへ風邪が侵入し、腎気、肺気を使って回復しようとしたものの、腎気が支えきれずぎっくり腰となり、腎気の回復がなされないままであるので腰痛が継続している。

大椎が冷え盛り上がり奥に冷えがある。胸椎4番が落ち込み発汗し、舌が淡白舌である。上焦に冷えの停滞があり、風邪の内陥が疑われる。もともと心気の弱りもあり、この上焦の負担が全身の負担となっている。26歳より20キロ増えた体重、脾募、梅雨時に体調が悪化するなど、脾気の弱りから生じた内湿も全身の気機への負担となり、流産死産によって腎気が落ちた状態から、風邪の内陥、内湿などによる全身への負荷によって腎気が回復できない状態が継続している。




弁証論治



弁証: 風邪の内陥 腎虚

論治: 疎風散寒、補腎







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











一元流
しゃんてぃ治療院
ビッグママ治療室