治療指針:生活提言:治療経過


妊娠する気がしない→出産弁証論治
病因病理:弁証論治




病因病理



主訴は、何度もグレードのよい胚盤胞で移植をするも妊娠しないということである。

20代では、外から室内に入るとふらっと倒れてしまった。血液検査では貧血はなく、このころの体重は40キロと(BMI17.83)、保育園教員として非常に頑張っていたということより、小さい器で肝気をはって頑張って仕事をしていたため、生理で出血し下焦に負担がかかると、肝気の張りが不安定になり、外から室内へという変化に対応しきれず肝気が中折れし倒れてしまっていたのではないかと思われる。また20代後半から腰痛が出現し、すこしづつ腎気への負担もふえていったのではないかと思われる。

結婚され、仕事をセーブされ、少し体重が増えたものの、不妊治療を 始めることにより二便の状態が大きく変化している。便が3,4日に1回となりコロコロ便で出きらない感じに。また小便の回数も増え、夜間尿も出現している。これは不妊治療そのものが脾気、腎気への負担となってしまったこと、そしてまた結婚後のご主人のイビキも睡眠に影響し腎気への負担となっている可能性も伺える。

現時点の体表観察から、脉が全体に甘く、また中脘、気海、臍と任脉のラインが すうっと引いてきており、全体の弱さを感じるなか、肝の相火や神門の硬結、背中腹部は温であるのに手足末端は陽池、後谿、復溜など冷たく合谷外関などこそげている。中心を守ろうとするなか、全体ではより肝鬱がきつくなっていると思われる。




弁証論治



弁証:腎虚を中心とした気虚肝鬱

論治:益気補腎 疏肝理気







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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