治療指針:生活提言:治療経過


妊娠中の養生の弁証論治
病因病理:弁証論治




病因病理



現在8週の妊婦さんである。

前回の妊娠が7週での心拍確認後の流産と言うことでの受診。

第一子出産後に乳腺炎に何度もなり、その後の生理では生理前7日め から非常に胸が痛くまた吐き気や頭痛などを生じている。

産後に腎気を落としてしまったため、生理前の気の上逆が強くなり、脾胃をつき吐き気となり、頭部に鬱滞し頭痛、また乳腺炎を何度もおこし場の弱りがある乳腺を刺激し強い痛みを生じさせるほどになっていると思われる。このため2回目の妊娠は心拍確認後の流産となった可能性も伺える。







現在、食事も規則的で美味しく、腹脹などもなく、便通も特に問題がなく 脾気は健やかであると思われるが、体表観察では右の内関陥凹、公孫きつい陥凹 筋張り 足三里 陥凹があり、特に左右の胃兪が大きく陥凹し背部腧穴の弱りの中では トップである。

これは妊娠中で脾気に負担がかかっているためもあると思われるが、 毎日の間食などもあり、普段からも脾胃に負担はかかっていると思われる。 問診の状況などから、肝気を張って生きることがこの方の常であると思われる。

そのためより脾気に負担となっている可能性も伺える。




弁証論治



弁証 脾虚肝鬱

論治 益気補脾







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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