断ち切られた日本

断ち切られた日本




ポツダム宣言の受諾とともに、大東亜戦争は一応の終息をみました。ポツダム宣言の受諾は、天皇及び日本国政府が連合国最高司令官に隷属することを約束するものでした。

マッカーサー司令官の下で、日本は二度とアメリカに対して対抗できないよう、さまざまな施策が行われ、その影響は現在にも及んでいます。

国内にあっては、日本という国家の内的解体を目標にされ、対アジアにおいては日本の孤立化を目的としたそれは、日本人の心に深く入り込み今なおそれに支配された人々があとをたちません。

ここでは、アメリカ占領軍によるマインドコントロールがどのような状況でどのような方法で行われたのかを明らかにしたいと思います。このことを知ることによって現在の我々の心を深く呪縛しているワナに気がつき、そこから離れて物事を広く把握できるようになれることを祈っております。

これは別名、ウォーギルドインフォメーションによって作られた東京裁判史観の呪縛と言われるものです。

「精神的なワナから離れる」ということは、言葉で語ることは簡単なのですが、実際にはたいへんな努力を必要とします。

私の場合も、この呪縛はとても深く私の意識を蝕んでいましたから、そこから離れようとするだけでもその苦痛は、とても激しいものでした。まるで、呪われた血を腹の底から嘔吐しつづけているような感覚と、それに伴う精神的な不安定が長期にわたって続きました。しかもまだ、その状態から完全に回復したわけではない段階に私はいます。

ですから、この文章にしても、私の気付かない問題点が潜んでいる可能性があります。御叱声や詳細な資料のご紹介などしていただけると幸いです。






2001年8月30日

忠君愛国 次へ