治療経過


肩の痛みの弁証論治
治療指針:生活提言




治療指針



まず第一に風邪を払うことを目標とします。
目標は大椎の冷え、肺兪など。

風邪の治療と同時に、脾胃をたてることをします
これは、風邪を払うために脾気をたてることが必要という側面もあります。

神門、内関などをみながらストレスとのかねあいで調整していきます。
足三里の大きな陥凹、脾兪、三焦兪も施術観察していきます。

この二点でどの程度、やる気の改善、肩関節などの関節の痛みの改善が みられるのか観察していきます。

また、きっかけがご本人の無自覚な飲食不節が原因なので(便通がつくという 理由で冷えるものを多食)自覚をおながすことも同時に必要です。




生活提言



1年前からだいぶ体調が悪く、辛い状態が続いていますね。

肩やいろいろな関節の痛みと、やる気のなさ強いだるさなどは、身体の中の ひとつの出来事として根本原因は同じです。

もともと胃腸の弱さがあり、便通などの状態がよくないですね。
この上に、ストレスで胃をいためたり、冷える柿などの食べ物で より胃腸をいためたために、冷えが身体の中に入り込んだため、関節の痛みや やる気のなさ、だるさとなっています。

柿などの便通のつく食べ物は身体を強く冷やしている場合が多くあります。
今回、便通がついているのに、どんどん関節の痛みや辛い症状が強くなってしまっ たのはこのためです。食べ物に注意して体をあたためるように心がけましょう。

また胃腸の弱さがありますね。お灸の指示をいたしましたので、できる範囲で結 構ですから、毎日かかさず施灸をするように心がけてください。

がんばっていきましょう。







飲食不節の要因となっている柿の多食を注意し(ただし、季節が終わり、すでに 便秘がはじまっていますので、今後の問題として)、 い、脾気をたてることを治療目標とします。

御自身の養生としては、ストレスと上手につきあうこと。冷える食べ物を 控えることを気をつけていただきたいと思います。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言

治療経過











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