中学ぐらいから、寒いからという理由でプールに入るのがいやだったということから、全身の陽気不足が目立つ素体であり、20代のころより、だるい、ねむい寝つきが悪い、夜間尿、頻尿、残尿感など腎気の不足、そして7日に1度の便通など脾気の弱さもめだち、脾腎ともに力不足を感じさせる状態であり、現在も継続している。
30代の頃より、階段の上り下りで股関節が痛くなったり、疲労感や疲れがますなど腎気の弱りが強くなっている。また、残尿感や尿が座っていればいくらでも出る感じという腎の固摂作用の低下がみられる。
36歳で結婚、夕食にご飯を食べるようになり食生活の変化により体重が6キロ増加。
増えた体重を腎気が支えきれずふくらはぎに違和感や股関節ががくがくとする症状が出現。また腎気により負担がかかり弱ったため肝鬱は強くなり生理の血に親指大の塊がまじり、結婚後、化学流産がくり返されていると思われる。
弁証:腎虚を中心とした気虚
論治:益気補腎
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