時系列の問診


不妊、臭いがわからない弁証論治
主訴:問診




38歳 157センチ60kg
主訴、不妊、臭いがわからない
気虚(肺気の虚が中心の全身の気虚)
2007年1月結婚、年齢のこともあり、すぐに病院受診。
タイミング2回、AIH3回をへるも妊娠せず、IVF-ETを希望し身体作りのために当院受診。

年齢要因はあるものの、結婚後日が浅いこと、全身の体調自体がかなりわるいこと などの理由で、病院などの薬はやめて身体を整えてからIVF-ETへの挑戦にすすむ ようにアドバイス。

7月から体調を整える鍼灸をしている経過中、13診にて自然妊娠

人工授精(HMG、HCG、クロミッドなどを使った排卵誘発人工授精)を5回するも妊娠せず、その後、針治療だけで妊娠した症例。







38歳女性 身長160センチ体重62kg

不妊

他に、臭いがわからないこと、汗っかき、膣炎になりやすいこと。

不妊について、

HCGの注射、クロミッド、HMGを用いたタイミングや人工授精の治療を5回ほど受けている。

年齢的に高いので(37歳)、次周期にIVF-ETを予定している。そのため 今周期は治療をやすみ卵巣を休ませている。IVF-ETに向けての身体作りをしたい。

結婚前後から、身体のだるさ、目が疲れやすいこと、生理の経血が少なくなっていることが気になる。

卵管は右が通っているが、左は閉塞している

臭いについて、

37歳3月顔面骨折、鼻はほぼ粉砕、同年10月仕事をやめ、翌年1月結婚。 結婚して料理などを初めて気がついた。日常生活には困らないが、気になる。

香水やきつい臭いはわかる。少しづつ悪化しているような気がする。

汗っかきについて、

昔から顏のふち、うなじ、胸など上半身を中心に汗をかきやすい。

夏場常にかきやすく、小さいころから熱中症になりやすかった。

膣炎について

昔から疲労時になりやすい。不潔にしているつもりはないのに、 なってしまう。自浄作用がよわいせいなのか?と思っている。

潰瘍性大腸炎について、

35歳のときに、発症。発症の2,3週間前から下痢が続いて、そののち血便。

すぐに病院を受診。大腸全体に潰瘍性大腸炎が広がっているといわれた。

服薬にてすぐに症状が消失、1年ぐらい服薬。

服薬を中断後1年ほどして内視鏡にてほぼ完治といわれた。







普段の状態について

風邪はあまり引かない

食欲は大食、37歳ごろから落ちている

食事時間は不規則、15分ぐらい、空腹感はいつもあり、美味しい。腹脹はない。

間食は週に1度程度、烟草はすわない、現在は飲酒はしない。

(37歳までは時々サワー6,7杯のむこともある)

大便は2日に1回、お腹が張ることも薬を使うこともない、出切らない感じもなく、 バナナ状、時々便器につく、めったに臭わない。

小便は1日7,8回、残尿感はない、尿切れが悪いことはない。

色は時々黄色くなる。結婚してから夜間排尿によく3時ごろおきる。

睡眠は7時間半、寝つきは普通、眠りは浅い、寝起きは悪い、疲れが残ることがよくある。







生理の状況について

最近経血が少ないのがきになる。

初経は12歳、27日周期で4日間。

生理による体調不良はめったいにない。生理初期に少し疲れる程度。

さらさらな経血で少なめ。







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