治療指針
なんとか、支えとなっている脾胃の状態を大事にしながら、 腎の陽気をたて全身の気虚を救う
生活提言
冬になると生理がこない、寒いと体調が悪いとご自身でも自覚のあるように 寒さに弱いお身体ですね。
寒さに弱いと言うことは、自分自身で暖め力が弱いということです。
これは東洋医学の言葉でいうと、腎の陽虚ということになります。
身体の支えとなる大地が冷えてしまっているために、身体全体の養いも 行き届いていかないということです。
今の状態で鍵となるのは、胃腸の状態です。大地が冷えていますが、 なんとか、食物から力をもらうことは出来ているために、大きく崩れずに 踏みとどまっているということです。ただ、かなりこの状態もギリギリで 踏みとどまっているという感じですね。間食をやめ胃腸の負担をとり、 工夫しながらしっかりとタンパク質を食べ身体作りを心がけて下さい。 (タンパク質の摂取は少量頻回にすると胃腸の負担が減ります)
鍼灸治療では、腎の陽気を補い、身体を温めること、そして子宮を中心に温養していくようにして、赤ちゃんが授かることの出来る身体作りをしていきます。ご自宅でもお灸をして 身体の手入れをして下さいね。
一緒に頑張って行きましょう。
治療経過
初診から2ヶ月にて自然妊娠
無事に3000グラムオーバーの男の子を出産。
『こんにちは、4月○日3000グラムオーバーの元気な男の子が何とか産まれました!
ここまで至ることができたのは、ママでの治療そして米山先生の生活指導のお陰と真に思っています。今まで本当にお世話になり、有難うございました。
出産にはかなりの時間がかかりました。最後の段階で促進剤の力を借りての出産となりました。私はまだまだ力をつけないとならないことを改めて実感しました。産後の体力回復のために、落ち着いたらまたお世話になりたいと思っております。
米山先生やスタッフの皆様にまたお会いできるのを楽しみにしております。』
無事のご出産、私もとても嬉しいです。
よかったですねえ(*^^*)
これから家族3人での楽しい生活が始まりそうですね。
ご自身の健康を大事にし、子育てしながら、ご自身の器も養われていくような 日々であるようにと願っています。
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